伊調馨への栄和人のパワハラ騒動! 姉妹の伊調千春のコメントは・・・

2016年のリオデジャネイロ五輪・女子レスリングで金メダルを獲得し、オリンピック4連覇を果たした伊調馨選手。

その伊調馨選手が、オリンピック金メダリスト6名を育て上げた栄和人氏(日本レスリング協会強化本部長、至学館大学レスリング部監督)からパワーハラスメント(パワハラ)を繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出していたことが分かり、日本レスリング界に激震が走っています。

伊調馨への栄和人のパワハラ、姉妹の反応は

(出典:https://www.insidethegames.biz)

栄和人 プロフィール
本名  :栄 和人(さかえ かずひと)
生年月日:1960年6月19日
出身地 :鹿児島県奄美市
血液型 :A型
学歴  :日本体育大学
身長  :166cm
所属  :至学館大学

伊調馨 プロフィール
本名  :伊調 馨(いちょう かおり)
生年月日:1984年6月13日
出身地 :青森県八戸市
血液型 :B型
学歴  :中京女子大学(現・至学館大学)
身長  :166cm
所属  :ALSOK

■ 伊調馨 所属チームサイト
https://www.alsok.co.jp/company/sports/

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伊調馨へのパワハラ、姉妹の伊調千春のコメントは

栄和人から伊調馨に対するパワハラはいつから

伊調馨選手サイドから、内閣府の公益認定等委員会に提出された告発状によると、伊調馨選手が2004年のアテネ五輪と2008年の北京五輪を連覇した後、指導を受けていた栄和人氏の意に反して、練習拠点を愛知県から東京都へ移動、警視庁の田名部力コーチに師事する。

これがきっかけとなり、栄和人氏から伊調馨選手への嫌がらせが始まったとされる。


2010年開催の世界選手権のためモスクワに遠征した際には、伊調馨選手のコーチを務める強化委員の田名部力コーチに対して指導をやめるよう命じた

しかし、従わなかったために「言うことを聞かなければ出ていけ」や「伊調のコーチを辞めないと男子代表コーチから降ろす。これは福田富昭会長と高田裕司専務理事も承諾済みだ」などと脅したとされている。

そして2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得した後、伊調馨選手は男子の合宿練習への参加を禁止されたとされている。

さらに2016年のリオデジャネイロ五輪の直前も、伊調馨選手が練習場所としていた警視庁の施設に出入りできないよう圧力をかけるなど、パワハラを繰り返したと主張されている。


以上のように、告発状が指摘する伊調馨選手に対する“パワハラ”は以下の3点になる。

  • 伊調馨選手が師事する田南部力コーチに対する不当な圧力
  • 伊調馨選手の男子合宿への参加禁止
  • 伊調馨選手がリオデジャネイロ五輪まで練習拠点とした警視庁レスリングクラブへの“出禁”処分
伊調馨、姉妹の伊調千春について

恩師となる栄和人氏から、実の妹・伊調馨選手へのパワハラ、姉の伊調千春さんはどのように感じているのでしょうか、コメントはあるのでしょうか。

また伊調千春さんが現役の時、栄和人氏からのパワハラはあったのでしょうか。

伊調千春 プロフィール
本名  :伊調千春(いちょう ちはる)
生年月日:1981年10月6日
出身地 :青森県八戸市
血液型 :B型
学歴  :東洋大学中退→中京女子大学(現・至学館大学)
身長  :157cm
所属  :青森県立八戸西高等学校


伊調馨選手の姉妹、姉の伊調千春さんといえば、 2004年アテネ五輪、2008年北京五輪で銀メダルを獲得、 世界選手権でも3度優勝するほどのレスリングの実力の持ち主です。

オリンピックで「姉妹で金」は叶いませんでしたが、金メダルを獲得した伊調馨選手は、試合前に「千春のためにも必ず勝つ」と言い、試合後に「千春と一緒に取った金メダルです」とコメントしたこともありました。

伊調馨選手が2012年ロンドンオリンピックで五輪3連覇を達成した時には、試合をスタンドで応援した姉の伊調千春さんは「応援というより、一緒に戦っていた。」と話しており、伊調姉妹の仲の良さが感じられます。

ところで2008年の北京五輪後には伊調姉妹、揃って引退することを表明しましたが、その後二人とも引退を撤回。

しかし、伊調千春さんは2010年4月より青森県立八戸西高等学校の教諭となり、同時に現役を引退しています。

伊調千春への“パワハラ”は?またコメントは?

栄和人氏から伊調馨選手に対するパワハラが始まった2010年ころ、姉の伊調千春選手はすでに引退して教諭になっているので、栄和人氏から伊調千春選手へのパワハラはなかったものと考えられます。

そして今回のパワハラ騒動に対する伊調千春さんからのコメントですが、残念ながらマスコミに対して何もコメントはしていません。しかし、今回の妹の伊調馨選手に対するパワハラの理不尽さを嘆いているのか、以下のように報道されています。

2016年のリオ五輪前に(伊調馨選手)は、《栄理事らの関係者(各施設の施設長や監督)に対する指示で、それまで練習していた練習場(警視庁など)の出入り》ができなくなり、《一人で練習(シャドウレスリング、サーキットトレーニングなど)を行わざるを得なかった》としている。

伊調は姉でアテネ、北京五輪銀メダリストの千春さん(36)に「一人で練習しても強くなれる」と話し、千春さんは電話越しに涙したという。

(出典:zakzak『告発状入手! 栄理事の壮絶パワハラ全容「伊調馨が負けるのを見たい」』)

2020年東京オリンピックまで2年。伊調馨選手の5連覇が見られるのか、この先、どのような決着をみるのでしょうか。

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