2020東京オリンピック・柔道女子63kg級日本代表の田代未来選手。田代未来選手といえば、アテネ・北京オリンピックで金メダルを獲得した谷本歩実さんに憧れており、谷本歩実さんに“そっくり”といわれるほど、よく似ていると評判になっています。
柔道女子63kg級といえば、クラリス・アグベニュー(フランス)選手が金メダル最有力候補といわれています。田代未来選手、このクラリス・アグベニュー選手との対戦成績は、1勝10敗と大差をつけられています。
東京オリンピックで金メダルを取るには、このクラリス・アグベニュー選手を倒すことが必然になってくるものと予想されます。
田代未来 プロフィール
本名 :田代 未来(たしろ みく)
生年月日:1994年4月7日
出身地 :東京都八王子市
血液型 :A型
学歴 :淑徳高校
身長 :163cm
所属 :コマツ(小松製作所)
田代未来 家族(両親と兄)と柔道歴、谷本歩実との出会い
田代未来選手の家族は、両親(父親・母親)とお兄さんの4人家族。田代未来選手は、小学校2年の時に、兄の影響で柔道を始めます。小学校3年からは、柔道52kg級・元日本代表の中村美里選手が当時在籍していた相模原の相武館吉田道場にも通うようにもなります。
小学5年生の時に「全国小学生学年別柔道大会」に出場し、40kg級で3位、小学6年生の時には「全国小学生学年別柔道大会」の45kg級で優勝してしまいます。
中学校から、田代未来選手は中村美里選手と同じく相武館吉田道場で寮生活をしながら、近くの相原中学に通います。そして中学3年生の時には、「全国中学校大会」の個人戦と団体戦で優勝します。
さらに高校では淑徳高校に進学すると、全日本ジュニアや世界ジュニアで優勝するなど、各種の大会で大活躍します。
高校卒業後は、コマツ(小松製作所)の柔道部の所属し、「ワールドマスターズ」で2連覇するなど、活躍は続きます。
田代未来 谷本歩実コーチとの出会い
前述のとおり、田代未来選手、淑徳高校卒業後は、コマツの柔道部へ入部し、ここでアテネ・北京オリンピックで金メダルを獲得した谷本歩実コーチと出会います。
高校時代の大ケガもあって、なかなか納得いくような試合ができなかった田代未来選手に、オリンピック2連覇を達成した谷本歩実コーチが熱心に指導を行います。
その際に
「まだ若いからではなく、今すぐオリンピックや世界選手権の金メダルを獲らないと、一生夢のままで終わるよ」
といった胸に刺さるようなアドバイスも行います。
そんなアドバイスもあって、大ケガ以前の輝きを取り戻した田代未来選手、試合内容もよくなり、前回の2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表をつかみとりました。
現在、国際柔道連盟(IJF)の世界ランキング3位(2021年6月現在)の田代未来選手。そんな田代未来選手の前回のリオデジャネイロオリンピックの雪辱を果たすべく、東京オリンピックは是非とも金メダルを獲ってほしいですね。