ノルディックスキー・ジャンプ男子で、注目を集めている小林兄弟、小林陵侑(こばやしりょうゆう)選手と小林潤志郎(こばやしじゅんしろう)選手。
実は小林兄弟というのは4人兄弟です。
上から長男の小林潤志郎選手、長女の小林諭果(こばやしゆか)選手、次男の小林陵侑選手、三男の小林龍尚(こばやしたつなお)選手となります。
世界で活躍する小林陵侑選手と小林潤志郎選手、そして長女の小林諭果選手と三男の小林龍尚選手を含めた4人兄弟全員が、揃ってスキージャンパーというから驚きです。
小林潤志郎・小林諭果・小林陵侑・小林龍尚のプロフィールや成績など
小林潤志郎選手について
小林潤志郎 プロフィール
本名 :小林 潤志郎(こばやし じゅんしろう)
生年月日:1991年6月11日
出身地 :岩手県八幡平市
血液型 :A型
学歴 :東海大学
身長 :168cm
所属 :雪印メグミルク■ 小林潤志郎 公式サイト
http://www.meg-snow.com/jump/profile/kobayashi.html
小林潤志郎 主な成績
2008年:「全国高等学校スキー大会」純ジャンプ 優勝
2010年:「雪印杯全日本ジャンプ大会」少年の部 優勝
2011年:「国民体育大会冬季大会スキー競技会」純ジャンプ成年A 優勝
2012年:「UHB杯ジャンプ大会」 優勝
2017年:ワールドカップ第1戦(ポーランド)ヒルサイズ 優勝
2018年:「UHB杯ジャンプ大会」 優勝
小林潤志郎選手、高校時代はノルディック複合の選手として活躍し、高校3年時には「ノルディックスキージュニア世界選手権」の複合・個人スプリントで優勝しています。
元々ジャンプが得意な潤志郎選手、東海大学2年時にジャンプに転向すると、「第12回札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会」で銀メダルを獲得。ジャンプ転向1年目にしてスキージャンプ・ワールドカップ(W杯)日本代表入りを果たしました。
2017年のポーランドのビスワで開催されたワールドカップ(W杯)個人第1戦で初優勝を果たしています。
小林諭果選手について
小林諭果 プロフィール
本名 :小林 諭果(こばやし ゆか)
生年月日:1994年5月16日
出身地 :岩手県八幡平市
血液型 :A型
学歴 :早稲田大学
身長 :168cm
所属 :CHINTAI■ 小林諭果 公式サイト
https://chintaiski.jp/profile-kobayashi/
小林諭果 主な成績
2014年:「宮様スキー大会国際競技会」ノルディック 女子ラージヒル 優勝
2015年:「全日本学生スキー選手権大会」ノルディック 女子1部 優勝
2015年:「冬季ユニバーシアード」(ストラブスケプレソ) 2位
2017年:「冬季ユニバーシアード」(アルマトイ) 2位
小林諭果選手、小学校4年生から柏台スポーツ少年団でジャンプ競技を始めます。2012年3月3日開催の蔵王大会でスキージャンプ・ワールドカップに初出場を果たします。
2015年にストラブスケプレソ(スロバキア)で開催された「冬季ユニバーシアード」では個人、女子団体で銀メダル、混合団体で金メダルを獲得しました。
小林陵侑選手について
小林陵侑 プロフィール
本名 :小林 陵侑(こばやし りょうゆう)
生年月日:1996年11月8日
出身地 :岩手県八幡平市
血液型 :A型
学歴 :盛岡中央高等学校
身長 :174cm
所属 :土屋ホーム■ 小林陵侑 公式サイト
https://teamtsuchiya.com/r_kobayashi
小林陵侑 主な成績
2014年:「国民体育大会」ノルディック複合 少年の部 優勝
2015年:「国民体育大会」ノルディック複合 少年の部 優勝
2016年:「ノルディックスキージュニア世界選手権」 3位
2018年:「UHB杯ジャンプ大会」 2位
小林陵侑選手、5歳からスキーを始めたそうで、ジャンプ競技を始めたのは小学1年からとのこと。
中学生の時には、「全日本中学校スキー大会」ジャンプと複合の2つの種目で優勝しているそうです。その後も、ジャンプと複合の両方の種目を掛け持ちしていたそうです。
2015年3月の「宮様スキー大会」ノーマルヒルでは、成年男子の優勝者を上回る得点で少年の部を優勝します。
陵侑選手、高校までは複合とジャンプに出場していましたが、2015年4月土屋ホームに入社と同時に純ジャンプに転向しました。
小林龍尚選手について
小林龍尚 プロフィール
本名 :小林 龍尚(こばやし たつなお)
生年月日:2001年8月10日
出身地 :岩手県八幡平市
学歴 :盛岡中央高等学校
身長 :174cm
所属 :土屋ホーム■ 小林龍尚 公式サイト
https://teamtsuchiya.com/t_kobayashi
小林龍尚 主な成績
2016年:「田山ジュニアサマージャンプ大会」中学生の部 優勝
2017年:「全国中学校スキー大会」ジャンプ 4位
2019年: 第68回 全国高等学校スキー大会 SPジャンプ 準優勝
小林龍尚選手、岩手県八幡平市立松尾中学校の時には、「スキー全国中学校大会」ジャンプで第4位に入賞しています。ただ、兄の潤志郎選手や陵侑選手は中学生の時から好成績を残していたので、龍尚選手は「2位までに入らなきゃ・・・。」と悔しそうにコメントしていました。
そして小林龍尚選手は盛岡中央高等学校卒業後、 小林陵侑選手と同じ土屋ホームに2020年に入社しました。「お兄ちゃんたち(小林潤志郎選手や小林陵侑選手)がまだ若いうちに同じ舞台に立ち、小林、小林、小林と続く団体戦をやってみたい」と夢を膨らませている。
スキージャンプの小林兄弟、潤志郎選手、諭果選手、陵侑選手、そして龍尚選手。今後のオリンピックを含めた世界の舞台での活躍が期待されます。