2016年リオデジャネイロオリンピックの金メダリスト、ケニア代表のエリウド・キプチョゲ選手。
2021年東京オリンピックのマラソンでも金メダル候補といわれています。
リオデジャネイロオリンピック後、キプチョゲ選手は、2018年9月のベルリンマラソンで2時間01分39秒という驚異的な世界新記録で優勝しました。
また非公認ながら2019年10月、ウィーンで行われたINEOS社主催の特別レース「イネオス1:59チャレンジ」に出場し、1時間59分40秒という初のフルマラソンで2時間切りを達成した選手となりました。
エリウド・キプチョゲ プロフィール
本名 :エリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)
)生年月日:1984年11月5日
国籍 :ケニア
身長 :167cm
体重 :57kg
エリウド・キプチョゲ 過去の中長距離の実績や出場したマラソンの成績!
エリウド・キプチョゲ選手、マラソンへの転向は2013年。それまでは、陸上のトラック中距離走の選手として活躍しました。
2003年に出場したパリ世界陸上選手権の5000mで、なんと18歳ながら、ケニネサ・ベケレ(エチオピア)選手やヒシャム・エルゲルージ(モロッコ)選手らの金メダリストに勝ち、優勝します。
その後、キプチョゲ選手は2004年アテネオリンピックで銅メダル(5000m)、2007年大阪世界陸上選手権で銀メダル(5000m)、2008年北京オリンピックで銀メダル(5000m)を獲得します。
ちなみにキプチョゲ選手、最高のライバルとして挙げているのは、エチオピアのケネニサ・ベケレ選手とのこと。
エリウド・キプチョゲ マラソンの成績が凄い!
2013年にマラソンに転向したエリウド・キプチョゲ選手。2019年4月のロンドンマラソンまで12度マラソンに出場していますが、なんと12戦11勝(2位が1回)。
- 2013年 5月 ハンブルグマラソンで2時間05分30秒で優勝
- 2013年 9月 ベルリンマラソンで2時間04分05秒で2位、2時間03分23秒という世界記録(当時)を出したウィルソン・キプサング(ケニア)選手に敗れる。
- 2014年 4月 ロッテルダムマラソンで2時間05分00秒で優勝
- 2014年10月 シカゴマラソンで2時間04分11秒で優勝
- 2015年 4月 ロンドンマラソンで2時間04分42秒で優勝
- 2015年 9月 ベルリンマラソンで2時間04分00秒で優勝
- 2016年 4月 ロンドンマラソンで2時間03分05秒で優勝
- 2016年 8月 リオデジャネイロ五輪のマラソンで2時間08分44秒で優勝
- 2017年 9月 ベルリンマラソンで2時間03分32秒で優勝
- 2018年 4月 ロンドンマラソンで2時間04分17秒で優勝
- 2018年 9月 ベルリンマラソンで2時間01分39秒で優勝(世界記録)
- 2019年 4月 ロンドンマラソンで2時間02分37秒で優勝
ちなみに、キプチョゲ選手の「フルマラソン」の自己ワーストタイムは、2016年リオ五輪の2時間8分44秒とのこと。それでも金メダリストになりました。
エリウド・キプチョゲ 中長距離別の自己ベスト
- 1500m :3分33秒20 (2004年)
- 3000m :7分27秒66 (2011年)
- 5000m :12分46秒53 (2004年)
- 10000m:26分49秒02 (2007年)
- ハーフマラソン: 59分25秒 (2012年)
- マラソン :2時間3分05秒 (2016年)
エリウド・キプチョゲ選手、2020東京オリンピックのマラソンでは、どんな活躍をするのか楽しみです。